私は、大学に行くために奨学金を活用しました。
大学時代、一人暮らしをしていたので、奨学金はとても有難かったです。
しかしその反面、今後の返済に不安も抱えていました。
とても大きな金額を本当に返済していけるのだろうかという想いで地元企業に就職しました。
この会社では、2017年に兵庫県が実施する若手社員の奨学金返済支援「中小企業奨学金返済支援制度」を導入しました。
UIターンを希望とする若い人材確保が重要となる但馬地域ですが、その但馬地域で初めて制度を導入したのが弊社でした。
私が働き出して3年後にこちらの制度が導入されました。
この制度のおかげで奨学金返済に不安を抱えていましたが、少し心にもゆとりが持てた気がします。
これから数年かけて奨学金を返済していくことを考えると、この支援制度導入は仕事や日常生活の様々な面でプラスになりました。
大学生の約半数が奨学金を利用しているといわれている昨今、私もそのうちの一人でした。
入社1年目の給料からすれば、奨学金の返済額も馬鹿にならない額なので、返済が始まったとき、これがあと20年近く続くのかと思うと、気が遠くなったのを覚えています。
そんな中、奨学金返済支援制度が導入されたので、非常にありがたかったです。
本が好きでいつも図書館などで借りていたのですが、この制度のおかげで、話題の新刊にも手が出せるようになりました。
もともと社員を大切にしていると感じる会社ですが、その中でもこの制度は、若手社員を育てようという気持ちがこもっていると感じます。
制度で支援してもらった分、会社にもしっかり恩返しできるよう、これからも頑張りたいと思います。
入社3年目に次男を授かり、産後は在宅での時短業務、その後長男が小学2年生、次男が3歳になるタイミングで職場復帰をしました。
職場復帰に向けて徐々に段階をふみ、家庭とのバランスをとりながらスムーズに職場復帰することが出来ました。
子どもの病気や学校行事等で発生する休みにも理解をいただき、仕事量も調整していただいて、とても働きやすい環境です。